8/10(土)大会3日目:18歳男子1回戦 松尾くん VS 齋 藤 成選手 (湘南工大附高) 1セット目、思うようなリードができず 出だしが悪く1ブレイクされ 0-3 になってしまう。そこから追い上げ、得意のバックがサイドラインギリギリに決まりだした。6-3 で取られたものの、攻めていた。2セット目にはいると、始めから松尾くんペースに試合が運び、サービスもストロークもよくなり エースと相手のミスで 5-1 になった。40-30でのラリー、松尾くんの打ったボールはバックラインぎりぎりでイン。相手もアウトのコールはしないし、インを認めていたので 2セット目をとられ、ベンチに座ろうとしていた。コーチ達応援も拍手をしていた。が、打った松尾くんはアウトと思ってしまった。反対側で拍手していたコーチ達を見る余裕もなかった。デユースだと思い込んでサービスの相手にボールを渡そうとネットまで来た時、相手は松尾くんが勘違いしていることをとっさに悟った。そのまま、2セット目 7ゲーム目 デユースにはいってしまい、松尾くんミスで取られてしまう。5-2 となってからの相手は、松尾くんの勘違いのラッキーをきっかけに勢いがついてしまった。結果6ゲーム連取で 5-7でとられ敗退。途中でセットポイントもあったが、取り切れなかった。たったひとつの勘違いから、勝負の鍵が相手に渡ってしまう苦い経験だった。
8/9(金) 大会2日目:大沼広季くん 16歳以下男子シングルス 1回戦 VS 大 場 巧 士 選手(静岡市立高 ) 6-1 5-7 8-10 初戦敗退。1セット目、相手のミスもあり大沼くんペースのまま優位に 6-1で取った。続く2セット目も好調で 4-1。このまま勝利が見え始めた時、6ゲーム目から相手が作戦変更をしてきた。今まで打ち合いをしていたが、ほとんど大沼くんの威力に押されミスを重ねてしまった。そこで、無理に打ち込まず つなげることに徹した。ボールの勢いは落ちたが、その分コースを狙える。この相手の作戦変更に、大沼くんは始めのうち気づいていなかった。今までの勢いのままに打ち込むが、ことごとく返され 先にミスをするようになってしまった。気づいた時にはペースが乱れ、修正ができず、4-1から5-7で大逆転されてしまい2セット目を奪われた。ファイナルセット スーパータイブレイク。2セット目の不調から抜け出せない大沼くんは、常に追う立場となり 8-10で敗退。課題が多い試合だった。
8/7(水) 足利出発。福井県経由で大阪入りする。荒井ゆうきくんが、かずコーチの片腕として帯同。コーチの大学時代の後輩が、福井県の高校でテニス部顧問をしている。全国大会にも出場している強豪校。練習試合を兼ねて最後の調整をするため、合宿所に宿泊させてもらった。JR福井駅前に『恐竜広場』があり フクイラプトル・フクイサウルス・フクイティタンの3体を、動くモニュメントとして設置してある。さすが『恐竜王国福井』。
全日本ジュニアテニス選手権 ’19 (2019.8.8~8.17.大阪市 ITC靱テニスセンター・江坂テニスセンター)が開幕する。リバーテニススクールから 7/13~15の関東予選を勝ち抜いた 松尾滉哉くん・大沼広季くんが出場。本日8/7(水)リバーを出発した。大沼くんは 第6シードがついた。MUFGテニストーナメントで全国ベスト8の成績が評価されてのことらしい。そして松尾くんは・・・
リドロー物語:7/31に発表されたドローでは、松尾くんが2番。1回戦の相手が、第1シード齋 藤 惠 佑 選手。2018世界スーパージュニアテニス選手権大会の優勝者。一昨年優勝した綿貫陽介プロは、齋藤選手が所属するテニスクラブの先輩(グローバルプロテニスアカデミーは綿貫の両親が経営)だ。今年もウィンブルドンジュニアに出場。そんなWC(ワイルドカード)の齋 藤選手との初戦を引き当てた松尾くん。(くじではなく、運。シード以外はコンピューターで決定)
関東大会でも2番を引き当て、初戦が第1シード、関東ランキング1位望月選手。(ちょうど関東大会の時、弟の望月慎太郎選手がウィンブルドンジュニアで 日本人初優勝を成し遂げたこともあり) 大勢の観客のほとんどが望月くんの勝利を期待していた中、7-5 6-2のストレートで破った 松尾くんのあの素晴らしい試合を思い出していたが…まさか、2大会連続で2番になるなんて…運がいいのか・悪いのか…と思っていた矢先(正確には2日後の8/3)のこと。なんと、ありえないことが起こったのだ!まさかの『リドロー』!出場できる選手名が抜けてしまい、シードがつくはずの選手にシードがついていない、etc…公開後、試合1週間前、のリドロー。リドロー対象の種目に18歳以下男子も入った。(16歳以下も入っていたが、大沼くんはシード変わらず)そして公開されたドロー表をみて 『初戦突破』に燃えるコーチと松尾くんと荒井ゆうきくんだった。(最初のドローも斎藤くん。次も斎藤くん⁈)
大沼広季くん 16歳以下男子シングルス 1回戦8/9(水) 相手: 大 場 巧 士 選手(静岡市立高 )
松尾滉哉くん 18歳以下男子シングルス 1回戦8/10(木) 相手:齋 藤 成選手 (湘南工大附高)
松尾くんの相手は、今年6月のインターハイ団体関東予選決勝で対戦した相手。勝敗が決まったため、4-4で打ち切りになった。
男子団体|決勝○1湘南工科(神奈川)[1] 2-0 ●24足利大附(栃木)[2]
D 田中瑛大③/齋藤成② 4-4 打切 新井翼②/松尾滉哉②
S1 ○鈴木久統② 5-4 Ret. ●横田大夢③
S2 ○望月滉太郎③ 6-2 ●飯田翔②
本大会上位選手
①大阪市長杯 2019世界スーパージュニアテニス選手権(本戦:2019年10月14日~20日 予選:12日・13日)
18歳以下男女シングルス優勝・準優勝者は本戦WC。16歳以下男女シングルス優勝者は予選WCに推薦。
②JOCジュニアオリンピックカップ 第40回全日本ジュニア選抜室内テニス選手権(2019年12月12日~15日)
18歳以下男女シングルス優勝・準優勝者、16歳以下男女シングルス優勝者は本大会に出場するものとする。
★本大会出場選手から、南米ジュニア遠征強化チームの選手を4名選考。
錦織選手も小学生の時優勝して、日本一になっています。