皆様の応援、ありがとうございました。リバーテニススクール関東大会出場者:川上拓真・田鶴真大・平野愛実・藤倉 快・戸谷日菜子・神谷優希・神田瑞稀・星野彩人・鈴木陽知・目崎凰介・小森遥香
7/21(水)シングルス4回戦:川上拓真選手12歳男子シングルス VS 小林 兼輔選手 (第3シード 桜田倶楽部) 1-6 4-6 で大健闘したが惜敗。小林選手は決勝で第1シード櫻井選手(美浜ガーデン)を破り優勝した。 / 田鶴真大・川上拓真組 12歳以下ダブルス VS 天野 雄太・長谷川 諒輔組(JITC ・狛江インドアジュニアATPチーム ) 5-7 4-6 で惜敗。1セット目5-4とリードしながら逆転。天野・長谷川組は決勝戦 2-6 6-3 [11-9] で勝利。関東大会ダブルス優勝を果たした。
※関東大会ベスト8 12BS川上選手とベスト4に輝いた12BD田鶴・川上組は、8/23~30 大阪市で開催される全国大会へ出場する。また、ベスト16の大健闘だった平野選手は補欠2となり大阪入りする。
7/20(火)シングルス3回戦:平野愛実選手16歳以下女子シングルス VS 大吉 向空選手(殿山テニスガーデン ) 7-6(3) 6-3 大健闘でした。惜しくも敗退。関東ベスト16の成績を残しました。/ 川上拓真選手12歳男子シングルス VS 丸山 楓湊 (第6シード CSAT) 6-7(4) 6-4 6-3 逆転勝利。ベスト8 全国大会出場決定!準々決勝進出。/ 田鶴真大・川上拓真組 12歳以下ダブルス VS 切替 寛喜・遠藤 翼組( T-1 ・サンスポーツ ) 1-6 7-5 10-8 逆転勝利!ベスト4 全国大会出場決定!準決勝進出。
【試合経過:かずコーチ回想】田鶴真大・川上拓真組 12歳以下ダブルス VS 切替 寛喜・遠藤 翼組( T-1 ・サンスポーツ ) 1-6 7-5 10-8
【1セット目】対戦相手のひとりは、ベテラン選手がやるようなテニス。高身長でとても丁寧で上手い。無理しない、きっちりコースにボレー。ネットにはりついてポーチボレーと、誘い込みセンターポジションを的確に使い分けて無理なく決める。ジュニアの域を超えた素晴らしいボレーを決める。この非の打ち所がない選手に勝つための作戦、前につめているので捕まらないように高いロブを打つ。ストレートロブを上げて、ストレート雁行陣(がんこうじん)にする作戦。ストレートラリーの方が相手とのストロークの差が出る。ストローク力は、田鶴・川上の二人の方が優っているのでストローク勝負にしたかった。ストロークで打ち合い、ボレーで決める、この作戦を前日に立てていた。
1セット目は、昨日の試合で1セット目6-1で先取した時の作戦を実行してみた。打って打ってどんな打球もエースになるような強打作戦。しかし、いざ試合が始まると意気込み過ぎて左右に散らかすし、打ち込んでミス。慎重になりすぎて相手にエースを取られっぱなし。全くいいところがなかった。意気込み過ぎて歯車がかみ合っていない。結局 1-6で取られてしまう。
【2セット目】1セット目の状況を立て直そうと試みる。ストレートを使いながら、何とか2-0とリードする。しかし3G目から、ジュニアの域を超えた高身長の選手がどんどんポーチに出てきた。二人のボールがつかまって、面白いようにはまってしまう。相手を突き放したいのにポーチを決められ追いつかれてしまう。2-1 3-1 3-2 4-2 4-3 シーソーゲームが続く。4-3でブレークポイントがあった。(5-3になればスーパータイブレークまで持っていける。) しかしミスで取れずに4-4。このブレークポイントを落としたことで、相手が勢いにのってしまった。甘くなった打球はすぐに飛び出してボレーを決められてしまう。4-5と逆転。そして、とうとう相手にマッチポイントを与えてしまった。4-5 40-40 この1本でゲームオーバ・・・かずコーチも応援の父母も固唾を吞んで見守った。長い長いラリーが続く。お互い慎重な打ち合いになった。その結末は・・相手のミスだった。5-5 この1本は、田鶴・川上組の心に安堵と同時に、運をたぐりよせた気がしたという。その感の通り、ここから明らかに流れが変わった。二人は当初作戦にあったストレートを使い始めた。それが功を奏し、ポイントが取れ始めた。本来の二人のプレースタイルになり、乗りに乗って執念で1Gを取って 6-5 。そのままの勢いで、最後は田鶴くんがポーチに飛び出し大事なポイントを決めた。 7-5 で2セット目を取り戻す。
【3セット目 スーパータイブレーク10ポイント先取】この時点で川上くんは体力的に厳しかった。11:00からシングルス3回戦、しかもフルセット戦っていた。猛暑日の炎天下、11時から3時間戦って1時間の休憩を挟んでのダブルス準々決勝のフルセット。(ダブルスが終了したのは17:20だった。)過酷な中、田鶴くんにも支えてもらいながら3セット目突入。
2-1とリードしながら、二人のボレーミスと相手にポーチを決められ2-4で折り返し。その後も相手のポーチが決まり 2-7 になっていた。5ポイントの差は厳しいと、誰もが思っていたが二人のあきらめない心が奇跡を起こす。相手がボレー2本連続ミス 4-7。1本決められ 4-8。相手のダブルフォルト2本連続 6-8。相手の気持ちにも変化がでてきた。明らかに焦っている。相手のポーチミスで7-8。田鶴選手の渾身のポーチボレーが決まり8-8。(思いっきりネットにつめた) 先に1本取った方がマッチポイントの場面。お互いにミスをおそれ、慎重に長い長いラリーが続く。川上選手がストレートに渾身のアタック。相手がボールをとるが上にはじいてしまう。それを田鶴選手が渾身のグランドスマッシュ!ボールはコート外にはじくほどの一撃!9-8 マッチポイント。ラリーが続く中、川上選手が前衛アタックをしてはじかせて 10-8 大逆転での勝利だった。この時他の試合は全て終了していた。最後に残ったのはこの1試合だけだった。かずコーチ曰く『8-8からの最後の2ポイント。全国大会に行けるかどうかのこの2本。真大くんがグランドスマッシュで決め、拓真くんが前衛アタックで決めた。間違いなくコーチ人生の中のベスト3に入る。しびれた!目に焼き付いて忘れない。』
川上拓真選手12歳男子シングルス VS 丸山 楓湊 (第6シード CSAT) 6-7(4) 6-4 6-3
試合経過:【1セット目】相手の特徴 フォアトップスピンの中ロブが上手い選手。ボールが浅くならない、バックがブロックショット。一番凄いところ、コート内のボール アプローチアタックとネットプレーがほぼ完璧なプレーヤー。川上選手が負けるとしたら、相手の中ロブを打ち込んでミスをすることが不安だった。相手はコート内のボールが完璧なので、短いボールを打てない。バックのクロスの差し合いで勝負する。バックはブロックショットでセンターコースにきやすい。それをフォアで左右に振る作戦。
最初、川上選手は丁寧過ぎて反応が遅れ、ラケットを振り切れず、主導権は相手にあった。2-4 慎重すぎてラケットが振れないため、ボールの速度が出ないので相手に時間を与え過ぎてしまった。風が出てきた。風上がゲームを取る、風下は取られる流れの中、風下で取って3ゲーム連取で 5-4まで追い上げ逆転。5-4 40-40のセットポイントのチャンスを逃して 5-5。マッチポイントをしのいだ相手に勢いが出てレシーブを全部たたかれ、ほぼレシーブエースで5-6。相手のミスがあり6-6、タイブレーク。
タイブレーク3-1リードしていたが、相手のドロップショットがネットイン。3-2 そこから流れがかわってしまい、連続6ポイント取られ4-7で落としてしまう。わずかなきっかけで、運をたぐりよせられてしまった。
【2セット目】状況を判断していた川上選手は、常に作戦を実行。バックの差し合いをしていると、相手にミスがでてきた。しかし、少しでもボールが短くなると、必ずポイントを取ってくる。1-0 1-1 2-1 2-2 3-2 3-3 4-3 とシーソーゲームが続いた。4-4で川上選手は左右に振りながらねばった。相手のバックミスが増えて 5-4 6-4 で取り切った。
【3セット目】最初は慎重になり、安全策が続き振り切らなかった。2-1リードから作戦変更、振り切りいつもの川上選手のボールを打ち始めた。そのセットは落としてしまい2-2となるが、後にこの落としてでも作戦変更した決断が生きてくる。作戦もかわり、打球の勢いも変えたことで主導権を握った。この勢いのまま3G連取で 5-3まで一気に行った。振り切ったスウィングでブンブン振った。相手をコートに入れない。エースをとる。最後はねじ伏せて勢いのまま6-3で勝利。
7/19(月)午後 ダブルス2回戦。ダブルス:12歳以下BD 田鶴真大・川上拓真組 VS 川口 孝大(はちおうじ庭球塾)・橋本 大輔 (ノア・インドアステージ国分寺)組 6-1 1-6 10-4 勝利。ベスト8入り。準々決勝進出。ライブスコアを見ていた人は、1セット目6-1のあとしばらく更新されず、更新されたときにはいきなり1-6で取られていたことに驚きましたよね。実は1セット目と2セット目の間に【流血】があり、試合が中断されていたのです。
かずコーチより試合経過:【1セット目】1-0 40-40でビッグラリーがあった。この長い長いラリーに決着をつけたのは、田鶴選手が自信をもって放ったスマッシュだった。スマッシュを決めて2-0、ここから流れが一気にこちらにやってきた。バンバン打てばすべて入り、エースやチャンスボールにつながり、さらに自信のある強打を打つ。二人ともゾーンに入って打ちまくっていた。かずコーチ曰く『ボールが14歳の強打だった。』 6-1で1セット目取った。このまま2セット目も勢いで取れると思っていた時、不運が襲う。
【魔のセットチェンジ】1セット目を終え、自分のベンチで休んでいた二人に、隣のコートのスマッシュボールが飛んできた。とっさの事でよけきれなかったボールは、川上拓真くんの顔面に当たってしまった。主に鼻を打撃し、みるみるうちに鼻血が滴り落ちる。タオルで抑えてもすぐに染みてしまい流血、ロービングが本部に連絡。メディカル・タイムアウトを取った。タオルと氷で抑えて何とか止血した。
【2セット目】明らかに1セット目の流れが止まってしまった。1G目1セット目と同じように無理して打つが、ことごとくミス。0-1その後、連続10p取られてしまう。1-4 流れが悪いのに、無理に打ったボールが入らなくなってしまった二人は、焦って勝負に出過ぎてしまった。1セット目の打球を修正できずに、入るはずだと強打を打ったことが裏目にでてしまった。ミスが連発して 1-6で落とす。
【3セット目 スーパータイブレーク 10p先取】ここからの田鶴・川上ペアは強かった。明らかに流れが相手に行ってしまったことを反省し、取り戻すためにはと考えた。二人が話し合ったのは、『まず声をだそう』と。1本目から気迫が違っていた。2セット目の不安さは、微塵も感じさせない顔つきと声と1本ごとに寄り合って声をかけ合う。勝つことを意識するより、目の前の1本に集中していた。なんと、5-0までリードした。そこからシーソーゲームが続く。1本取られて1本取って、取られて取って。この間、なぜかダブルバックになった。始めは田鶴選手の作戦だった(後ろに下がって、相手の短いボールをカウンターで打つ)。ところが、こちらがダブルバックになったら、なんと相手も前衛が下がってしまった。4人がベースラインの後ろにいるという、かずコーチ曰く『カオス(理解不能)な展開になった』。シーソーが続いたら、始めの5ポイントの貯金が生き 結局10-4で勝利した。
7/20(火) 全国大会出場をかけた準々決勝。
試合経過 かずコーチ回想:16歳以下GS 平野愛実さん VS 瓜生選手(Team Satellite さくら野火止) 3-6 6-2 6-2 1回戦に続き逆転勝利。ベスト16入り。
【1セット目】直前練習からなかなかボールが入らなかった。試合に入り相手がフラットでバックを狙ってくる。平野選手はコンパクトなスィングでバックをクロスに返した。そうすれば、回転がかけられないから、どこかでオーバーミスをする。それを我慢して我慢してやっていた。相手のミスとこちらのミスとで3-2。我慢していた平野選手がボールを散らかして、ミスが先行してしまい4G連続でとられて3-6 1セット目落としてしまう。
【2セット目】平野選手の素晴らしいところは、この場面。1セット目のミスを分析、自分で調整して立て直した。相変わらずバック狙いでくる相手に、先にフォアで左右に振り分け主導権を握る。この作戦があたり、6-2と平野選手ペースで取った。
【3セット目】1G目はボールを散らかしてしまい0-1とリードされたが、そこから主導権を握る展開で3G連取 3-1。3-1の40-40の長いラリーから相手に振られて、ヘロヘロになりながらも食らいついて拾ったボールが力なくフワーとネットそばに上がった。そのチャンスボールをイージーミス。4-1となり、これが決定打で4-2 5-2 6-2 とそのまま勝利。後半は平野選手がラリーをミスしないで相手を振っていたので、相手の方が足にきてだんだん追えなくなっていたのも勝因だ。
あと1勝で全国大会出場が決定する。
試合経過 かずコーチ回想:12歳以下BS 川上拓真くん(第9シード) VS 倉林大愛選手(ミナミグリーンテニスクラブ) 6-4 6-3で勝利。ベスト16入り。
【1セット目】以前戦って勝ったことがある相手だったが、明らかにパワーアップしていた。ベースラインからエースをねらいに来る。始めは速いラリーの展開から、相手のイージーもあり2-1で折り返した。しかし、相手のエースが全部入り止まらなかった。2-2 その後エースが入ってくるが、川上選手は無理をしないテニスに徹底した。クロスに長く長く繋げた。エースは入るがミスも目立ってきた。相手がエースを取りに来るボールに耐えて耐えて、川上選手はわずかなチャンスを逃さずカウンターで逆にエースを取った。5-2から相手がミスなく、エースが入ってきた。2G連取されて5-4となった。川上選手の素晴らしいところはこの場面。相手がゾーンに入りどんなボールでもエースにしてしまう勢いなのに、焦らず自分がやるべき事がわかっている。拾って深く、クロスに長くー 自分の作業を淡々とこなしていく。そうしていたら、流れがかわる瞬間がある。そこに気づいて攻めていく。相手のミスもでてくる。耐えて耐えて 6-4で取った。
【2セット目】相手はエースをバンバン狙ってくる。1セット目同様、長く、深く、相手のミスもあった。スライスにもうまく対応、ネットプレーでは作戦通りバックにロブで対応、作戦が上手く機能して 相手のミスと川上選手のエースで主導権を握った展開となった。6-2で勝利。
あと1勝で全国大会出場が決定する。
2日目写真
7/19(月) 全年齢 シングルス・ダブルスの2回戦が予定されている。シングルス:16歳以下GS 平野愛実さん 12歳以下BS 川上拓真くん / ダブルス:12歳以下BD 田鶴真大・川上拓真組
7/18(日)30度を超える真夏日の中、午後ダブルスが行われた。皆大健闘だった。 16歳以下男子ダブルス 神谷・(亀山)組 VS 堀江・杉山 6-4 2-6 6-10 惜しくも逆転敗退 / 16歳以下女子ダブルス 戸谷・(佐藤) VS 2-6 3-6 平野・(石井) VS 小川・松田(第4シード) 3-6 6-4 4-10 惜しくも敗退 / 14歳以下男子ダブルス 星野・鈴木 VS 一倉・宇野 4-6 6-7(2) / 14歳以下女子ダブルス 神田・(峰島) VS 上方・稲見 0-6 1-6
7/18(日)午前 16歳以下女子シングルス 平野愛実さん VS 松本選手(第9シード MAT高崎テニスクラブ) 3-6 6-1 6-4 の逆転勝利。ベスト32入り。午後 ダブルス リバーから5組出場する。
写真:1日目
7/17(土)午後 川上・田鶴組 VS 嶌田・師岡(群馬MAT) ダブルス1回戦 6-2 6-1で勝利。ベスト16入り。
7/17(土) 12歳以下男子シングルス 川上拓真くん(第9シード) 初戦 6-3 6-1 で勝利。田鶴真大くん、目崎凰介くん 健闘したが敗退。本日14:00以降 川上・田鶴組 VS 嶌田・師岡(群馬MAT) ダブルス1回戦。12歳以下女子シングルス 小森遥香さん 惜敗。本日15:30以降 小森・田崎 VS 大渕・安川(第3シード) ダブルス1回戦。18歳以下男子シングルス1回戦 健闘したが惜敗。
ライブスコアが壊れていてスコア更新ができていない。
2021 3月に栃木県予選を行ってから約4ヶ月、いよいよ全日本ジュニアテニス選手権大会関東予選(グレード2)が開幕する。7/17(土)~7/23(金)、会場は千葉県白子町のアポロコーストテニスコート。コロナの関係で会場が別れての開催予定だったが、オリンピックの関係で高崎会場が使用不可となり各種目とも白子町の同じ会場で出来る事になった。
リバーテニススクールからは、予選を上位成績で勝ち抜いた11名が出場する。
12歳男子シングルス 田鶴真大・川上拓真・目崎凰介 / 12歳男子ダブルス 田鶴真大・川上拓真 / 12歳女子シングルス 小森遥香 / 12歳女子ダブルス 小森遥香
14歳男子ダブルス 星野彩人・鈴木陽知 / 14歳女子ダブルス 神田瑞稀 / 16歳女子シングルス 平野愛実 / 16歳女子ダブルス 平野愛実
16歳以下男子ダブルス 神谷優希・(亀山日向) / 16歳以下女子ダブルス 戸谷日菜子 / 18歳以下男子シングルス 藤倉 快
当日はライブスコアが出る。関東テニス協会主催ジュニア大会 オフィシャルサイト→関東ジュニア→ライブスコア
※関東大会を勝ち抜いた上位選手は、8/23~30 大阪市で開催される全国大会へ出場。