準決勝では 6-0 5-7 15-13(10ポイントスーパータイブレーク)の大熱戦を勝ち抜き、初の関東大会出場を決めた。
観戦した誰もが、一進一退に固唾を呑んだ。2セット目 5-4 40-15となり3回のマッチポイントを逃してしまうと、そのまま3ゲーム連取で逆転されてしまった。ファイナルセット、10ポイントのスーパータイブレークに突入。1-3 3-5 3-7 と相手が優勢に。でもここで二人ともあきらめなかった。星野くんの前衛アタックが決まり、4-7とすると相手のダブルフォルトもあり 7-7に追いつく。が、先行されて7-8 8-8 8-9相手マッチポイント 9-9しのいで 9-10 10-10しのいで ここで初めてのマッチポイント11-10。しかし取り切れず11-11 11-12 12-12しのいで 12-13 13-13 相手の4回のマッチポイントをしのいできた二人に、いよいよ2回目のマッチポイント。何本目かのラリーでアウト 14-13 最後も慎重に、でも自信をもって振りぬいた星野くんのボールに押されアウト、15-13 長い長い戦いに幕が降りた。観戦・応援してくれたみんなの目に涙が……
本人たちも感極まっていた。1球1球に集中したこんなに長い試合をみたのは初めてかもしれない。記録にも記憶にも残る素晴らしい試合だった。正確ではないが、およそのスコアを思い出してつけてみた。※赤〇はマッチポイント
決勝戦:準決勝から30分後の決勝戦で、2-6 6-4 10-8 の再び大熱戦。準決勝を反省して、積極的にポーチに出てポイントを決めた。互角に戦っていたが8-8からの1本を先行されそのまま取られた。あと2本で優勝だった。関東大会までの課題がみえた。